高川格先生の「上達の勘どころ」に「布石の勘どころをつかむ鍵も要するに合理的な考え方のなかにあるわけです」と書いてあった。
「つまりだね、君は合理的な考えができとらんわけだよ」といいたいわけだが、本因坊九連覇の大棋士の合理性を妾に求められても困る。
ただ、エッセンスとしては凄く役立った。
「なんとなくここが急所」というのは、そこにはっきりとした合理性が伴っていないとできないということだろう。
妾は場当たり的な行動を好むが、そこに合理性があるから上手く(？)いっているのではなかろうか。
妾はよく周りから「しっかりしていない」といわれるが「上手くいっていない」といわれないのは、ここに求めることができるかもしれない。
危なっかしいようだが、ポイントは押さえてあるのだ(えっへん)
これからも勘の冴えを鈍らせないように、合理的な考えを養うとしよう。
勘とは「甚だしい」「力」と書くから、強力な武器になると思っている。
