アーリア人

「どこ卒?」や「血液型何型?」と聞くのは、差別です。

「ああ、早稲田なら○○だね」や「慶応なら××でしょ」も「B型だから」や「O型だから」など、これらはヒトラーの思想と同一です。

ヒトラーは「アーリア人こそが国を統べるべきだ」と主張し、あのホロコーストに走りました。

この「アーリア人こそが」の部分を「早稲田大こそが」や「O型」こそが、に置き換えれば、同じ思想であるということは了解されると思います。

「どこ卒?」や「血液型何型?」はゲシュタポが「お前たちはユダヤ人か」と聞くのと同じなのです。

いつの世も、考え方は変わらないということでしょう。

三島由紀夫だったと思いますが「滑稽というものは、爆破された家を見てゲラゲラ笑っている奴の家に、実は同等程度の爆薬が仕掛けられている、ということである」と書いていました。

まさに至言です。

ホロコーストとは言わないまでも、どこの大学を卒業したか、血液型が何型であるかで、人生を左右された人も少なくないでしょう。

ナチスドイツを始めとする、第二次世界大戦の救済のように、十数年後に行われるのではなく、この21世紀、令和の時代、今すぐに、これらの救済が行われてほしいものです。