2022-01-01から1年間の記事一覧

2022年を振り返って

2022年はひどい年だった。 ツイッターでトラブルが多発し、仕事でミスが散見され、体調の波も激しかった。 四半世紀生きてきたが、これほど不甲斐ない一年は初めてだ。 心身共に成長して「女史、いけるぞ」と思っていた、また思われていたのに、ひどいありさ…

自分のやり方

妾の仕事場で、自分のやり方を頑なに押し通そうとする人がいる。 とにかく自分のやり方が第一で、そのやり方で結果がどうなっても問題ない、という姿勢だ。 いや「俺のやり方で失敗するはずがない」と自信満々にしている、といういい方のほうが正しいだろう…

名探偵コナン症候群

被害者の一番辛いことはなにか。 それは、被害に遭う前の生活の戻るために一番努力しなければならない人間であるところ。 と、妾は思うのだがどうだろう。 タイトルに名探偵コナン症候群と付けたが、コナンで扱われている被害は被害者の人生で見るとほんの一…

自分勝手

今の時代はもっと自分勝手に生きていいように思う。 それではいけないとか、いろいろきこえてきそうだが、それは単に昔の貧しさを現代に押し付けているだけではないだろうか。 確かに戦争中は食べるものに苦労したが、いま明日の食事で困っている日本人はか…

今月の俳句&短歌

今月詠んだ短歌と俳句です。 たぶん網羅できていると思います。

心の機微

打首獄門同好会の「布団の中から出たくない」という曲がある。 寒くて布団の中から出たくない、という曲だが、妾にはこの感覚がまったくわからない。 寒かろうが暑かろうが、朝は布団から起きて作業するなり仕事に行くための準備をしなければならない。 それ…

満場一致

少し前からyoutubeで低評価が表示されなくなった。 そのおかげで、一瞬だが、見ている動画を誰もが支持している印象を持ってしまう。 しかし、そんなことはありえない。 2002年、サダム・フセインが出馬した大統領選では、投票率100%で、サダム・フセインの…

今月の俳句、短歌

ネタgゲフンゲフン、備忘録のため自選の俳句短歌を一つずつ。 総立ちの京セラドーム紅葉燃ゆ 紅葉燃ゆあなた好みの服装で待ちぼうけてる五条大橋

自分でする

「自分のことは自分でしなさい」 誰もが子どもの頃に親から教わった言葉だ。 まあ、家庭とか、学校くらいの狭いコミュニティならこの言葉で十分だが、社会に出たらこの言葉は通用しなくなる。 急に会社が倒産したら、再就職先は自力で探さなければならないし…

円安

円安が32年ぶりの水準に来たそうだ。 巷では所謂「悪い円安」と呼ばれているこの円安だが、32年前に日本でなにがあったのか誰も彼も忘れてしまったのだろうか。 32年前、日本はバブル絶頂期にあった。 「お立ち台」が紙面を賑わせ「失われた三十年」の原点と…

令和十五年

昭和元年の感覚で昭和六十年は生きていけない。 平成元年の感覚で平成三十年は生きていけない。 だったら、令和元年の感覚で、令和十五年は生きていけないのではないだろうか。 誰かがそういっていた(岡田斗司夫さんだったか?) 確かに「天皇陛下万歳」を昭…

アバター

なにかで「アバターを作るなら女性のキャラクターでやりたい」と誰かがいっていた。 多くの人が賛同していたと思う。 妾はこれが不思議でならない。 男性優位で産み出されたすべてのものは、男性が得をする構造になっている。 こと日本ではその傾向が顕著だ…

嫌でもやれる

ある時「これなら嫌でもやれる」といったのだが、ふとこの言葉が大切なのではないかと思った。 「嫌でもやれる」というのは、人生の豊かさの一つとして存在していそうだと思ったからだ。 よく「好きこそものの上手なれ」というが、実際問題好きなものだけを…

ワンピース

ワンピースの新しい映画がヒットしているようだ。 PV等々も見たが、ウタというキャラクターはそのままAdoさんに思えてならない。 いきがっている女の子が歌でなら世界を変えられると信じて、世界を変えようとするが男社会の既得権益には勝てず、結局は敗れる…

評価

世の中の多くの評価は、偏見だ。 評価であるならば、なにかの尺度に従い、ただそれにその事象を当てはめていけばよい。 そして「この数値は、これをもっとこうすれば上がる」とか「この数値を維持するには、こうすればいい」など、具体的なアドバイスができ…

偉そう

世の中には偉そうな人がたくさんいる。 それでいいのか、と思わないわけでもない。 本当に大切なのは「偉い」という事実だろう。 「偉そう」なんていう嘲笑の対象ではなく。 まあ、偉くなれないから偉そうにするしかないのだろうが。 それがまた、偉そうな人…

文章力

妾は文章力が低いと思っている。 まあ、それはこのブログを読んでいる読者諸君が一番よくご存知のことだろうが。 で、だ。 これは妾の努力で解決できる問題なのだろうか。なにやら逃避のようだが、どうも最近「文章力が低いのは、どうも妾の努力だけでないら…

祟りじゃー

「祟りじゃー」と「しっかりしなさい」は同じ意味ではなかろうか。 神に祈ったにせよ、努力したにせよ、報われるとは限らない。 結局のところ、努力が神にとってかわっただけではないだろうか。 「神は死んだ」とニーチェがいったのが19世紀。 イエスが誕生…

IQ

なぜ偏差値は計るのにIQは計らないのか。 ある時そんなことを思った。 IQテストも偏差値テストも世の中にたくさんあるのに、なぜか偏差値は多く語られて、IQはあまり語られない。 IQが公になると、なにかまずいことでもあるのだろうか。 世の中は兎角馬鹿か…

時代

妾たちは日々豊かになっている。 それを否定する人はあまりいない。 となれば、妾の生まれた時より、世界はより進歩し、豊かになっているということだ。 つまり、妾の受けた教育は、相対的に貧しいものになっている。 妾の子ども時代は、学校にクーラーはな…

長時間労働

低賃金は長時間労働を間接的に是認している。 長く働かないと、生活できないからだ。だから、多くの発展途上国は低賃金で、先進国では高給になる。 発展途上国の主労働はブルーカラーで、先進国ではホワイトカラーだ。 と、いう見方をすれば、まだまだ日本も…

食事

妾は食事という行為が嫌いだ。 水分補給はともかく、ただ固形物を摂取するだけで、毎日三食三十分以上取られるのは腹立たしくて仕方ない。 薬のように、タブレット型で朝昼晩三食三錠ずつ飲めば食事を一度もとらなくていい、とかにしてくれればいいのに。 か…

使途不明金

妾も家計簿を付けているが、使途不明金というものが必ず出る。 ただ、それを妾は固定費として割り切っている。 どうも妾は使途不明金が毎月出るようだ。これが政治資金収支報告書だったらいけないが、家計簿なら特に問題はない。 妾の貯金額が減るくらいであ…

優しさ

優しさは、恐怖の上に成り立っていると思う。 モラルや美徳で優しさが手に入ればいいのだが、そう簡単にはいかないのが人間の悲しい性なのだろう。 誰がいったかは忘れたが「日本でも銃規制を解禁して、ライセンスさえあれば誰でも銃が持てるようになれば、…

愚痴

妾は愚痴や悪口は生理現象の一つだと思っている。 愚痴や悪口をしなくなると、人間不健康になるのではなかろうか。 食べるものを食べたら出るものは出る、というのが人間で、愚痴や悪口も同様だと思う。 体にいいものであれ悪いものであれ、体内に吸収されれ…

命に嫌われている

先日「命に嫌われている」という歌の歌詞をつらつらと見ていた。 「まあ、なんとおめでたい歌だろうか」というのが妾の感想だ。 第一に「命に嫌われている」という曲名にあまりインパクトがない。 「ほーん、で?」で妾は終わってしまう。 「みんなが僕を殺…

効率化

効率化の基本は、生産性の向上と心身の負担軽減の両立だ。 とかく生産性を追い求めがちだが、心身の負担軽減を両立できなければ、効率化とはいえない。 或いは、生産性は上がりつつ心身の負担は変わらない、またはその逆である。 「頑張る」がこと日本ではも…

第80期名人戦 第五局

結果、4勝1敗で渡辺名人が三連覇を果たした。 このシリーズは終始渡辺ペースで、一度も斎藤八段に流れを渡さなかった。 斎藤八段もA級を抜群の成績で勝ち上がり挑戦権を獲得したが、それでも渡辺名人には手も足も出なかった。 今の渡辺名人に太刀打ちできる…

第80期名人戦 第四局

この対局も危なげなかった。 序盤こそ時間でリードを許したが、終わってみれば一時間以上残しての終局。 格の違いを見せつけた。 前回にも書いたが、このシリーズはすべて渡辺優勢で終盤を迎えている。 力で圧倒することがあらゆる勝負事での必勝法だ。これ…

第80期名人戦 第三局

弘法にも筆の誤り。 必勝を期した渡辺名人が先手番で負けた。 これほどの達人でもミスがあるのだから、妾がミスをするのは当然、と自分を慰めている。 これで渡辺名人のアドバンテージがなくなったわけだが、この名人戦はいままで三局とも渡辺優勢で進んでい…