2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

頭の良し悪し

頭の良し悪しとはどういうものでしょう。 私は頭の良い人の利点を三個、頭の悪い人の欠点を三個正確に証明することができれば、その人はノーベル賞を受賞できると思っています。 それくらい、頭の良し悪しの利点と欠点を見つけるのは難しいものだ思っていま…

耐える

「若者は耐えることを知らん」 よく聞く言葉ですが、実際のところどうなのでしょう。 私は耐えるというのは、足が速いとか歌が上手いといった才能や特技の一部だと思っています。 そして、足が遅いから歩けないとか歌が下手だから声が出ないという風に考える…

最善

最善とはどういうものでしょう。 最善ときいて、私が思い浮かべるのは新幹線です。 新幹線ができて五十年以上になりますが、いまでも東京~新大阪間にかかる時間は少しずつですが短縮されています。 ではこれは、最初に新幹線を作った人が怠けていたから、い…

知る

知ることはどれくらい重要なのでしょう。 私は知るというのには受動的なものと能動的なものがあると思っています。 受動的なものには教育を受けたり、本を読んだり、インターネットで調べるというものがあります。 一方、能動的なものには本で読んだことを実…

思い通り

思い通りに行くことはどれくらいあるのでしょう。 将棋を指していて、思い通りに進行することはまずありません。 プロの棋士の方でも、十手先を正確に予想することさえ難しいと言われています。 私は将棋を指す時、絶対的な自信を持って「相手はこう指してく…

無意識

無意識とはどれくらい信頼できるものなのでしょうか。 人はある程度意識的に物事を判断していると思いますが、すべて意識して判断している人は少ないと思います。 私は無意識とは、意識とは全く別の次元で動いている存在だと思っています。 そして人知れずそ…

確率

十打席十安打のバッターがいたとします。 この時点でこのバッターの打率は十割です。 では、このバッターが十一打席目にヒットを打つ確率はどれくらいでしょうか。 かなり高いということはわかります。 そして、百パーセントではないということもわかるので…

現代は様々な音に囲まれてその中で生活しています。 以前、電気工事のために家が数時間停電したことがありました。 冷蔵庫はもちろん、テレビや電話も使えないのでどうなるかと心配していたのですが、そこで久しぶりに「無音」というものを体験しました。 本…

一貫性

自分の発言に一貫性を持たせるのは難しいものです。 昔、ある方が「会社の奴らは全員馬鹿だ。半年前に自分が言ったことすら覚えていない」とよく言っていました。 もっとも、その方にこのことを言うと「私はそんなことは言っていない」と怒られそうですが。 …

間違い

間違いは誰にでも起こることです。 そして、その間違いにどう対処するかが重要でしょう。 間違えた時にこそ、その人の器や技量というものが問われるからです。 人というのは、プラスの出来事よりマイナスの出来事で語る方が多くわかるのではないでしょうか。…

攻め

勝負事では攻めというのはとても大切です。 将棋では攻める時、銀将という駒をよく使います。 銀将というのはとても使いやすい駒で、また守る時も頼りになるオールラウンダーな駒です。 ある時棋士の方が「銀というのは後ろに戻れるから攻め駒として非常に優…

全力

全力で取り組むというのは楽しいものです。 しかし、すべてのことに全力で取り組むべきでしょうか。 私はそうは思いません。 全力で取り組みたいことをある程度しぼって、それだけに全力を注ぎます。 そしてほかのことは意識して手を抜くようにしています。 …