2021-01-01から1年間の記事一覧

選挙

「ええか、安倍さんがなんであんだけ長いこと首相ができたかわかるか?安倍さんを首相にすることで、相応のうま味が野党にもあったからや」 ある人から聞いた話だが、その人は「選挙は、ポスターが貼られる前に誰が当選するか決まっている」ともいっていた。…

俳句の神様

俳句の神様とは、いったいどんな存在だろうか。 私の思う俳句の神様は、俳句は詠まない。 十七音という文字の羅列に、存在しうるすべての言葉を当てはめたのが、俳句の神様ではないだろうか。 五十音、カタナカ、漢字。 十七音での組み合わせは、十の一万乗…

Yuki-Lin

Yuki-Linという声優がいる。 恋姫夢想の、炎蓮役で知ったのだが、正直最初は「やや」と思っていた。 調子は外れているし、間もおかしい。イントネーションも、度し難かった。 ただ、凄みがあった。それも、覇気に似た、なにか。だから聞く、聞ける、聴き入っ…

将棋

森内先生が「将棋は三択だ。先手勝ちか、後手勝ちか、引き分けだ。将棋の神様は、一手も指さないで、それがわかっている。だから、指そうとしている時点で、まだわかっていないということだ。たとえそれが、AIだとしても」とおっしゃっていた。 それを聞いて…

恋と愛

松原みき女史の歌に、「恋と愛とは違うものだよ」というフレーズがある。 恋と愛の違いは、なんだろうか。 私は、相手になにも求めないのが愛、なにかを求めるのが恋、だと思っている。 私が「田中涼子さんが恋しい」といったとき、程度に差はあれ、期待やな…

サボる

サボる、とはなんだろう。 こんな哲学的な問いを、職場で鼻くそをほじりながら考えている。 サボる、とは手段であり目的ではない。 サボることによって、なんらかの目的が達成されているはずだ。 それは、多くの場合楽して働くということだろう。 では、なぜ…

つんぼ

健常者はつんぼだ、と最近思う。 昔、聴覚障害の方と、筆談や手話でいろいろと話させてもらったが、なんのストレスもなかった。 こっちの話を聴いてくれるし、回答も簡潔明瞭だ。 まあ、耳は聞こえないが、聴覚障害の方には聴く耳があるのだから、当然の結果…

ウイイレ2013

ウイニングイレブン2013の話をしよう。 私には夢がある。 10対0で勝ち、かつポゼッションが70%を超えることだ。 なかなか難しいと思うが、ネットを見ればそんなこと軽くできそうな人が大勢いるので、ひっそりと書いてみる。 まず、点を取れば相手ボールにな…

アドバイス

私も、よく皆さんにアドバイスをいただきますが、その時に気をつけていることがあります。 それは、一つ目のアドバイスが的確かどうかです。 一つ目が的確な時は、しっかり話を聴きますが、的確でない時は、意識的に忘れています。 一つ目が的確でない時は、…

心のケア

心のケアも大事なのではないかと思うようになりました。 ある人が「なぜ歯磨きは毎日するのに、心のケアはこんなにおろそかにされているのか」といっていたからです。 確かに、案外心は強いものです。 ですが、一度崩れてしまうとちょうど骨のように、回復す…

出歯亀

最近、出歯亀にハマっています。 女湯よりももっと刺激的な、他人のスマホを見ることです。 なにかの待ち時間の時に、ほんの数秒しか見ることはできませんが、他人のスマホはいろなことを教えてくれます。 趣味、趣向、思想、憎悪、勤務先。 時々、その人の…

嘘は重要です。 世界のほとんどは嘘で成り立っています。 厳密には、本当のことをいっていないだけですが。 ですが、嘘をつかなければならない場面はよくあります。 その時に、なるべく嘘にならないような発言をすることが、いろいろなことを円滑に進めてい…

ユーチューブ

私は、最近のユーチューブはAVだと思っています。 過激なタイトル、過激なサムネイル、過激な内容。 それで快感が得られればいいのですが、得られるのは不安や焦燥感がほとんどではないでしょうか。 そんな動画を規制するべきかはわかりませんが、動画を見る…

ミニマリスト

昔は誰もがミニマリストでした。 そんなに物がなかった時代は、必要なもので間に合わせるしか方法がありませんでした。 ですが、今はたくさんの物であふれています。 「この中から、自分に必要なものはどれか」という訓練を今の人たちは受けずにこの時代を迎…

お若いですね

お若いですね、といわれたらつまりは年寄りだ。 ある先人の言葉ですが、この時「バカにしてるのか」と怒るお年寄りと「ありがとうございます」とニッコリ笑うお年寄りにわかれるそうです。 その時に、にっこり笑えるお年寄りこそが大人だ、とその先人はいっ…

パーソナルベスト

一年前の将棋ソフトと、今の将棋ソフトが戦うと、七割くらいで今の将棋ソフトが勝ちます。 つまり、一年前の将棋ソフトは悪い手が多いということです。 AIときくと絶対的でゆるぎないものだと思いがちですが、実際はAI自身もよくわからないまま戦っているの…

歩く

「歩くことに自信はありますか?」と訊かれた人は少ないと思います。 自信と歩くことはよく似ていると思います。 歩くことに自信があるとかないとか。 そんなことを考えなくなるくらい歩いてきた(行動してきた)のだと思います。 ですので「自信があるか、な…

サボる

今週のお題「サボる」 初めて今週のお題を書いているふじのんです。 サボる本質は本能です。 「やらなくていいことはやらない。やらなければならないことは、手短に」ではないですが、やらなくていいことはやらなくていい、というのが原始時代までの生活でし…

食べ物

私は最近、同じものばかり食べています。 変えたほうがいいのかもしれませんが、食べ物は音楽のセットリストによく似ていると思います。 誰でも好きな音楽があって、偏りがあって、そして頻繁には変わらないものです。 変わったとしても、一年や二年など長い…

昔話

ネタに困ったので、昔話を一つ。 夜。小学生の私は飛行機で札幌から名古屋に帰っていました。 トイレを済ませたあと、自分の席に戻ろうとしたとき、CAさんに呼び止められ、搭乗口まで連れて行かれました。 搭乗口に着くと、CAさんは私を抱き上げて、搭乗口の…

白いハト

あるとき、十羽連続で黒いカラスが通りました。 そこで、観察したところ六百羽連続で黒いカラスが通りました。 なので人は「世の中には黒いカラスしかいない」と結論付けました。 そこへ、一羽の白いハトが通りました。 すると、誰もがいいました。 「あの白…

車掌さん

近鉄桑名駅で、乗り換えのアナウンスが流れていました。 いくつもの乗り換えがアナウンスされていたのですが、その時車掌さんが、特急列車「も」お乗り換えです、といいました。 いままでたくさんそのアナウンスはきいてきたのですが、全員、特急列車「は」…

オオカミ少年

オオカミが来た、と少年はいいました。 村の人たちは驚いて外に出たのですが、それは少年のホラでした。 それが何度も繰り返されたので、誰も少年の話に耳を貸さなくなりました。 しかし、ある日本当にオオカミが来て、それを少年はあちこちにいって回ったの…

期待

私は最近、あまり人に期待しなくなりました。 昔は期待するのはいいことだと思っていたのですが、期待には常に上から目線が含まれているとある時思ったのです。 例えば、上司が私に「期待しているよ」ということはあっても、私が上司に「期待しているよ」と…

アマブレ

スペイン語に、アマブレという言葉があります。 優しいという意味なのですが、英語に訳す時はポライトになります。 私はカインドだと思っていたのですが、礼儀正しいという意味のポライトにするそうです。 それを知った時、ただ優しいだけが優しさではないの…

声帯

ある声優さんが「○○(キャラクター名)の声帯させてもらっています」といっていて、とても素敵な表現だと思いました。 キャラクターを前面に出しつつ、自分の仕事にプライドを持っているということも伝わってきます。 私も下手の横好きで、声を出しているので…

スペイン

スペインで、兄の友人にドライブに連れて行ってもらったことがあります。 その車はマニュアル車で、手動で窓を開け閉めする、しかも右(左?)後ろの窓はある高さまでしか上がりません。 日本ならまず車検は通りませんが、スペインに車検はないのか、市内でも…

引き分け

なにかのセリフで「負けなければ勝ち」というセリフがありました。 日本での勝負事には、引き分けという考え方はあまりありません。 剣道、柔道、野球、将棋などで引き分けはそう起きないのです。 ですが、海外の勝負事には引き分けがかなりあります。 サッ…

誤用

パソコンを立ち上げる、というのは誤用なのだそうです。 正しくは立ち上がる、なのだそうです。 ですが、もう改めることはできないでしょう。 誤用が広まって、誤用でなくなったものの一つです。 五月晴れもこれに入ります。 つまり、多くの人が正しいといえ…

その場しのぎ

その場しのぎはよくないこととされています。 本当にそうでしょうか。 確かに、なんの手立ても講じないその場しのぎは、問題かもしれません。 しかし、常にその場しのぎできるという体勢を整えることは、大切なことなのではないでしょうか。 事前に問題を察…