ミスは誰でもしてしまうものです。
私は世の中にはミスをしていい時としてはいけない時があると思っています。
そして、ミスをするの反対はミスをしないではなく、ミスをしてはいけない時にミスをしない、ということではないでしょうか。
例えば、一人で買い物に行って買い忘れがあることに気づいたとします。
この場合、問題になることはほとんどありません。
なぜなら、また買いに行けば済むことだからです。
しかし、同じ買い忘れでも仕事で頼まれた時は問題です。
最悪の場合、仕事を失ってしまうでしょう。
このように、同じ買い忘れであってもミスをしていい時もあれば、してはいけない時もあります。
そしてこの場合、仕事で買い忘れをしなければそれで十分なのではないでしょうか。
一人で買い物に行く時も買い忘れをしないのは素晴らしいことだと思いますが、買い忘れがあっても問題はないのです。
常にミスをしないように全力で取り組んでいると、いつ気を緩めていいのかわからなくなってしまいます。
リラックスや気分転換のためにも「今はミスをしてもいいんだ」と思えることは大切なのではないでしょうか。
では、どうすればミスをしていい時としてはいけない時がわかるのでしょうか。
難しいことのように思われるかもしれませんが、日々の生活ですぐに取り組んでいけるものです。
それは、常に物事全体を俯瞰するということです。