私は趣味で将棋を指すのですがいままでに二人、強い方と指す機会に恵まれました。どちらの方も早指しであっという間に負かされてしまいました。
将棋というのはたくさんの手が読めるということも重要ですが、それと同じくらい早く手が見えるということも重要です。
以前、とても囲碁の強い方に「手筋を覚えたというのは、どういうことなのですか」と質問したことがあります。
するとその方は「その手筋が必要になる局面になった時、一秒で思い出せること」と言っていました。
どれくらい早く手が見えるかと強さには密接な関係がありそうです。
そして、これは現実の社会でも同じではないでしょうか。
早く手が見えるというのは、それだけ事前の準備をしているということですし、そのことに対しての経験も豊富ということだと思っています。