若さ

若さというのは誰でも欲しいものです。

どうすれば手に入るでしょう。

私は子どもを手本にすればいいと思っています。

子どもはとにかく、無駄な動きをします。

そして、大人は無駄な動きをしません。

ですが、子どもは無駄な動きをすることによって、肩こりにならないそうです。

「凝り固まる」という言い方がありますが、無駄な動きをすることによって、肩こりが起こらないというのは、示唆に富んだ現象ではないでしょうか。

また、子どもは無駄なことに非常に集中して取り組みます。

大人から見て「どうしてそんなこと……」と思われるようなものに、情熱を持って取り組みます。

これは今の大人たちが、環境を整えてやろうと思っても、できないことなのではないでしょうか。

なぜなら、無駄な動きには、相当の体力を使うからです。

そして、その体力こそ、若さの源なのではないでしょうか。

無駄な考え、無駄な動き、無駄な行動。

これらを、良い風に言い換えると「ストレッチ」になるのだと思っています。