ウイニングイレブン2013の話をしよう。
私には夢がある。
10対0で勝ち、かつポゼッションが70%を超えることだ。
なかなか難しいと思うが、ネットを見ればそんなこと軽くできそうな人が大勢いるので、ひっそりと書いてみる。
まず、点を取れば相手ボールになる。
当たり前の話なのだが、我が下手くそディフェンスではリスタートしてからなかなかボールが奪えない。
そのままゴールされた日には、がっかりくる。
それが少なくとも9回繰り返されると思うと、気が遠くなる。
計算上、相手にボールを持たれていい時間は30分を切ってくるので、点を取ったらすぐにボールを奪わなければならない。
当然、ダッシュで奪いに行くのだから、スタミナの消耗が激しい。
スタミナ99パクチソンで、果敢に奪いに行くのだが、イエローカード→FKゴールが増えるだけなので、良策ではないようだ。
改善の余地しかない。
対照的に、点を取るのは簡単だ。
1試合平均は、11点を超えているのではなかろうか。
その点、救われているといえなくもない。
こう書いてみて、改めてサッカーとはボールを奪うゲームだと思った。
ボールを奪い、マイボールにしてしまえば、点が入ることは絶対にはないのだから。
もちろん、点を取ることもできないが、負けられない一戦(CL決勝、カップ戦決勝)などでは、意図的に2対0ポゼッション85%の試合を作ることがある。
人間は、ミスをする生き物なのだから。
CPUと戦っていても、銀河系軍団で来られるより、しっかり守ってねちねちロングカウンターでボールを奪いに来られるほうが、嫌だ。
イライラするし、つまらないミスも多くなる。
ふと思ったが、決定力という文字は、日本代表の辞書にはないが、ボール奪取は、どうなのだろう。
参考文献としては、載っているのだろうか。
「まだ、日本では発見されていない」と添えられて。
9年経った今、ロナウドもメッシも違うチームに移籍してしまった。
昔を懐かしみつつ、在りし日のスーパースターたちと、見果てぬ夢を追いかけている。