優しさは、恐怖の上に成り立っていると思う。
モラルや美徳で優しさが手に入ればいいのだが、そう簡単にはいかないのが人間の悲しい性なのだろう。
誰がいったかは忘れたが「日本でも銃規制を解禁して、ライセンスさえあれば誰でも銃が持てるようになれば、みんなすぐ優しくなれる」といっていた。
妾もそう思う。
まあ、解禁した年の死者数は桁が二つくらい増えてくることにはなるだろうが。
そうまでして優しさを手に入れるかどうかはともかく、人は必要に迫られないと行動できない生き物ということか。
人に優しくできる人はそれ相応の恐怖を経験している、という妾の持論は、それなりに強固なものだと思っている。