西城秀樹さんの曲に「ギャランドゥ」という曲があります。
その歌詞に「透き通る白い肌」という表現があります。
わたくしは、この表現が差別的ではないかと思い、最近は「ギャランドゥ」を一切歌わなくなりました。
確かに、日本は単一民族で、肌といえば白ですが、今の時代は肌の色はもちろん、さまざまなものに配慮して歌を歌わなければならないと思っています。
わたくしの考えすぎなのかもしれませんが。
オフコースの「I LOVE YOU」や山下達郎さんの「エンドレスゲーム」も同様の理由で歌っていません。
そして、いろいろ歌を歌ってきた中で、日本は「歌詞が差別的でないよう配慮する」という意識が薄いとも感じました。
差別的でないとしても、誰かを思いやったり労わったりする、という気持ちが欠けているとも感じました。
それが上手く表現できればいいと思うのですが、わたくしのおつむでは、難しいようです。
「私はニワトリについて何も知らないが、そのニワトリが産んだ卵が腐っているかどうかはわかる」
なんだかいまは、こんな気分なのです。