「いつやるか、今でしょ」
まさに至言です。
しかし、至言には往々にして間違いが含まれているものです。
今やらなければならないことは、限られています。
朝起きて、夕食の支度をしても仕方がないわけです。
また、今できることも、限られています。
忙しい現代なら、なおさらでしょう。
丁寧に言うなら「今やれて、かつやらなければならないことをいつやるか、今でしょ」という風になると思います。
これは、当たり前のことのようにも思えます。
ですが、その当たり前ができないのが、人間という生き物なのでしょう。
そして、至言も往々にしてそういうものなのです。