楽をする、ということはよくないこととされています。
本当にそうでしょうか。
なにもしたくないと思うことが、よくないのではないでしょうか。
楽をすると、なにもしたくないは、よく混同されているように思います。
楽をする、というのは、少しの苦労なら問題ないよ、という姿勢です。
そして、大きな苦労はできるだけ避けたい、という姿勢でもあります。
ですが、なにもしたくないは、そのほんの少しの苦労もしたくない、という姿勢です。
これは、大きな差ではないでしょうか。
この忙しい時代に生きていて、少しでも楽をしたい、と思うのは人情だと思います。
そのために知恵をしぼるというのは、自然なことなのではないでしょうか。
今、自分は楽をしたいのか、なにもしたくないのか。
しっかりと区別することが大切だと思います。