痛み

世の中に、変化以上の痛みはあるのでしょうか。

基本的に、変化は肉体的にも精神的にも痛みを伴いませんが、このことが一番の痛みだと証明していると思います。

ヒトラーの恐ろしさというのは、当事者が全く恐怖だと感じていなかったところです。

そして、恐怖と感じた頃には手遅れになっていました。

変化にも同じようなことが言えて、だからこそ多くの人は変化が好きではないのではないでしょうか。

痛い思いをするくらいなら、愚痴や批判を言っているほうがはるかに楽だからです。

愚痴や批判は麻酔のようなもので、少しの間は気分を楽にしてくれます。

しかし、時間が経てば効果は薄れ、どんどんと強い麻酔でないと効果が出てこなくなる。

愚痴や批判の多い人というのは、体調が優れない人が多いのではないでしょうか。