言葉というものには大きな力があります。
そして、それと同じくらい誰が言ったかというのも重要でありまた力があります。
私も高校生の時の好きだった音楽の先生から「歌が上手いね」と言っていただいたことを今でもよく覚えています。
もし、これが嫌いな先生だったらすぐに忘れていたでしょう。
ですので自分の話を聞いてほしい、あるいは覚えてほしいなら、少なくとも聞いてほしい人に嫌われないように努力することが大切です。
もっとも、努力しても嫌われてしまうこともありますが。
人に自分の話を聞いてもらいたい時は、まず相手の話を十分に聞くことです。
会話はキャッチボールというように、話し手がいて受け手がいるということを認識することが大切です。
そして、余裕ができてきたら少し自分の話す量を減らしましょう。
その減らした分、聞き手に回るのです。
常に自分が言いたいことが十個もニ十個もあるわけではありませんし、聞き手に回ったことで相手は自分の話を聞いてくれたと思ってくれるはずです。