アイドルマスター

私は、プロデューサーという肩書が好きではありません。

責任者といわれると、とても嬉しいです。

アイドルマスターに出てくるアイドルたちは、プロデュースをする前から、全員が素晴らしい才能と個性と魅力と情熱を持っています。

なので、下手にプロデュースすると、アイドルたちの価値を損ねてしまうのです。

ですから、責任者として、アイドルたちを安心してステージに送り出せれば、それでいいと思っています。

ステージに立って、マイクを握れば、人々を熱狂させるには十分だからです。

そして、ステージで起こったミスや失敗の責任は、すべて私にあります。

振付を間違えても、歌詞を間違えても、その他小道具の不具合も、すべて私の責任です。

私は責任者として、安心安全なアイドル活動をアイドルたちに提供することが仕事だと思っています。

本当は、ここまでゲームのことを考える必要はないのかもしれませんが。

ですが、私はそこを考えないと、アイドルたちに対して申し訳ない気持ちになるのです。