目標を立てることは素晴らしいことのようです。
本当にそうでしょうか。
私も二十数年生きてきましたが、これといった目標は一度も立てたことがありません。
もちろん高校はこれくらい、大学はこれくらいで卒業と考えたことはありますが、それはあくまで外的な要因です。
目標を立てる、というくらいですから目標とは主観的なものなのでしょう。
○○になりたいや××までに△△をするんだと思うことは素晴らしいことだと思います。
ですが、そう思えていることは案外簡単に叶うものです。
時として叶わないこともありますが、その時は目標が高すぎたということがほとんどだと思っています。
高すぎる目標に苦しめられて自信を失っては本末転倒です。
それよりも、小さな目標をいくつも作ってそれをどんどん乗り越えていく方がいいと思います。
この場合、目標というよりも課題と言った方がいいのかもしれません。
私は目標とは、本来達成されるべきものではないと思っています。
すべての人が自分の設定した目標を次々に達成していく世界というのは、意外と退屈な世界なのではないでしょうか。