ある日、母から「これ、誰の?」と訊かれました。
そこで私は「it's mine」とこたえました。
ただ英語で言い換えただけですが、私はとても感動しました。
もし、日本語で同じことを言うなら、「これ」に当たる「it's」は省略して「私の」というからです。
英語では主語と動詞がとても大切で、これが伴わないと意味が通じなくなることがよくあります。
しかし、私は自然と「it's」という単語が出てきました。
英語の勉強はそれなりにしてきたつもりでしたが、しっかり自分が英語脳になっていると実感した瞬間でした。
そして、練習の成果とはこういうものなのかな、とも思いました。
少しずつ力がついてきているな、と感じるのではなく、あるふとしたことで力がついてきたことがわかる、ということなのではないでしょうか。