システム

優れたシステムというのは、バックアップが充実しているのではないでしょうか。

バックアップがなく運用できるのは、確かに素晴らしいことかもしれませんが、あまり現実的とは思えません。

誰しもミスはしてしまいますし、これからもミスは起こっていくでしょう。

それなら、ミスを前提にシステムを考えていくのが、現実的なのではないでしょうか。

ミスをカバーするためにシステムを作るには、そのシステム全体を深く理解している必要があります。

そうでないと、有効なバックアップを考えることができないからです。

そして、これはシステムに限らず、どれくらいバックアップが充実しているかは、その物事をどれくらい理解しているかの、一つの指標になるのではないでしょうか。