妾は好きな人とだけ付き合っていきたい。
それではいかんと誰かがいいそうだが、好き嫌いできるのはなんであれ豊かさの象徴だ。
それをいけないというのは、貧しさを甘受することなので、気乗りしない。
好きな人とだけ関わっているほうが、ストレスが少ないし、気分も晴れやかになっていく。
もっと好き嫌いをしていったほうがいいのではなかろうか。
嫌いなものを好きになっていくと、好きなものが嫌いになっていく気がする。
そうこうしていくうちに、自分が本当はなにが好きなのかわからなくなるのではないだろうか。
そうなるくらいなら「自分は好きな人とだけ関わっとるなぁ」と思いながら、好きな人とだけ関わったほうが、人生はいくらか幸せになると思う。